こんにちは!結婚相談所アーネクトのカウンセラーの釘宮です。
結婚相談所に登録して、実際に何人かの男性とお見合いをしてみたけれど
「なんか違う」「悪くはないけどピンとこない」「良い人なのはわかる。でも恋愛対象にはならない」
そう感じて、悩んでいる方はとても多いんです。
まず、声を大にして言いたいのは
「それって、あなただけじゃありません!」ということ。
真面目に婚活に取り組んでいる方ほど、理性と感情の間で揺れてしまうもの。
「理想の条件は揃っているのに、なぜ気持ちが動かないんだろう…」
そんな葛藤を抱えながらも、なかなか前に進めずにいる方にこそ、この記事を届けたいと思っています。
今回は、なぜ「ピンとこない」のか?どうしたら婚活を前向きに進めていけるのか?
そのヒントを、結婚相談所のカウンセラーとして、実際の成婚者のエピソードも交えながらお伝えしますね。
1.「ピント来ない」の正体とは?
まず最初に伝えたいのは、「ピンとくる」って、そもそもどういう感覚なのでしょうか?
多くの方が抱いている“ピンと来る”イメージは、
- ドラマのような運命的な出会い
- 一目見た瞬間にビビッと来る
- 会話が盛り上がって居心地がよく、すぐに恋愛モードに突入できる
こういった“ときめき型”の恋愛感情です。
でも、ここに一つ落とし穴があります。
「恋愛のときめき」と「結婚の相性」は必ずしも一致しないということです。
恋愛は、非日常の高揚感やドキドキを求めがちですが、結婚は「毎日一緒に過ごす人」との暮らし。
求められるのは、安心感、価値観の一致、思いやり、尊重つまり、“安定感のある相性”なんです。
そのため、「ピンと来ない」と感じるのは、実はあなたの“結婚脳”が正しく働いているサインかもしれません。
2.「いい人だけどピンと来ない」パターンあるある
婚活中の女性たちから、よく聞く「ピンと来ない」理由を少しだけ紹介しますね。
・優しいけどドキドキしない
「とても優しい方で、話もちゃんと聞いてくれるけれど、なんだかドキドキしなくて…」
これは、恋愛経験のある女性ほど感じやすいギャップです。
優しさ=結婚向きな資質ではあるものの、恋愛的な刺激が足りなく感じるのですね。
・条件は悪くないのに気が進まない
年収も安定していて、見た目も清潔感があるし、プロフィール的には申し分ない。
それでも「なんとなく違う」と感じてしまう…
こうした違和感は、感覚的で言語化しづらいため、自分自身を責めがちになります。
・会話が盛り上がらない or 無難すぎる
話題が表面的すぎて心が動かない、どこかお互い遠慮しあっていて距離が縮まらない
お見合いにありがちな“最初の壁”です。
でも、これは回数を重ねることで乗り越えられることも多いんですよ。
3.実はチャンスを逃しているかも?
ここで一つ、お伝えしたいことがあります。
「ピンと来ないから」と即NGにしていませんか?
お見合い後、即お断りした方の中に、
「もう一度会っていたら、今ごろ結婚していたかも…」というケースは少なくありません。
特に、誠実で穏やかなタイプの男性は、初対面では“印象が薄く”見えることが多いのです。
でも、2回3回と会っていくうちに、「この人、すごく話しやすい」「自然体でいられる」と気づく方も多いんです。
つまり、「ピンと来なかった=相性が悪い」ではないということ。
むしろ、じんわりと心が温かくなるような出会いこそ、結婚向きだったりします。
4.視点を変えるだけで婚活が変わる!
「ピンと来ない」という感覚にとらわれていると、つい“わかりやすい刺激”ばかりを求めてしまいます。
でも、婚活ではちょっと視点を変えるだけで、感じ方が大きく変わるんです。
・“ピン”より“ほっとする”を大切に
「一緒にいて疲れない」「自然体でいられる」
こうした感覚は、ドキドキとは別の安心感であり、結婚生活においては非常に大切な要素です。
・相手の魅力を引き出せているか?
初対面の相手が“素の自分”を見せるには時間がかかります。
あなた自身が緊張していたり、心を閉じていたりすると、相手の良さに気づきづらくなることも。
「相手がつまらない」のではなく、「お互いの会話のテンポがまだ合っていないだけ」かもしれません。
・「この人と過ごす日常」を想像してみるワーク
例えば、
- スーパーで買い物しているとき
- 疲れて帰ってきた夜、一緒にご飯を食べるとき
- お正月に親戚まわりする日のこと
こういう“リアルな日常”を想像してみると、「この人なら安心できそう」と思えることがありますよ。
5.理想の出会いは育てていくもの
ここで、実際に成婚された女性のエピソードをご紹介します。
🟡成婚者Aさん(30代後半)のケース
最初のお見合いのとき、「あまり話が盛り上がらなくて…正直、ピンと来なかった」とAさん。
でも、カウンセラーからのアドバイスで「もう一回会ってみる」ことに。
2回目は彼がリラックスして話してくれて、笑い合える時間が増えたそう。
3回目には、「この人と一緒にいると、なんか安心する」と気づいたそうです。
今では笑顔あふれるご夫婦に♪
多くの成婚者が口を揃えて言います。
「最初はピンと来なかったけど、会うたびに惹かれていった」と。
だからこそ、あなたも焦らなくて大丈夫。
出会いを“育てる視点”を持ってみてくださいね。
6.焦らなくて大丈夫!あなたに合う出会いは必ずある
「誰に会ってもピンと来ない」
その悩みは、決してあなたが理想が高すぎるとか、恋愛下手だとか、そういうことではありません。
むしろ、自分の感覚に素直でいようとしている、誠実なあなただからこその悩みです。
でも、ときには「第一印象」にこだわらずに、
“心がゆるむ相手”を探す視点を持ってみてください。
そして、「また会ってもいいかも」と思ったら、その小さな気持ちを大切にしてほしいのです。
婚活は、正解のない旅のようなもの。
一歩ずつ、あなたのペースで進んでいけば、必ず“ぴったり”の人に出会えます。
迷ったとき、立ち止まりたくなったときは、いつでも私たちカウンセラーに頼ってくださいね。
あなたの幸せな未来を、心から応援しています。