こんにちは!結婚相談所アーネクトのカウンセラーの釘宮です。
「せっかく結婚相談所に登録したのに、お見合いが全然組めない…」
結婚相談所で活動を始めて、最初の壁としてよく耳にするお悩み。
お申込みをしても返事が来ない。
申込みが来るかと思って待っていても、なかなか動きがない。
そんな状態が続くと、
「自分に魅力がないのかな」「もう結婚は向いてないのかも」
と落ち込んでしまう方も少なくありません。
でも、安心してください。
お見合いが組めないという状況は、実は珍しいことではなくて、多くの場合は「ちょっとした見直し」で流れが変わります。
カウンセラーとして多くの会員さんを見てきましたが、
「写真を変えた」「プロフィール文を修正した」「条件を少し緩めた」
それだけで、翌週からお見合いが立て続けに決まるケースもたくさんあります。
まずは「原因を正しく知ること」。
そして「男女それぞれに合った改善方法を実践すること」。
この2つが、出会いを増やすための第一歩です。
まずチェック!お見合いが組めない主な原因
お見合いが組めないとき、実は原因は複数あります。
代表的なのは、次の4つです。
- 写真の印象
- プロフィール文の内容
- 希望条件の設定
- 活動スタンス(積極性・反応スピード)
では、男女別にもう少し具体的に見ていきましょう。
【男性編】お見合いが組めない原因と解決策
① 写真・服装・表情の改善
男性の場合、まず見直してほしいのが「写真の印象」です。
第一印象はほんの数秒で決まります。
そのため、写真で伝わる雰囲気が、硬い・暗い・怖そう、だといくら中身が誠実でも、お見合い成立にはつながりにくくなります。
たとえば、
・スーツが古く見える
・表情が真顔で緊張している
・背景が暗く、顔色が悪く見える
こんな写真は要注意です。
改善策:
- プロのカメラマンに撮ってもらう(自然な笑顔を引き出してくれます)
- 屋外や明るい背景で撮影する
- スーツはジャストサイズ&清潔感を重視
女性は写真を見たときに「この人と話してみたい」「安心感がある」と感じられるかを重視しています。
無理にキメ顔を作るより、柔らかい笑顔を意識して撮るのがポイントです。
② プロフィールの見直し
プロフィール文も、見逃せないポイントです。
特に男性は、仕事や趣味などを“事実中心”に書きすぎる傾向があります。
たとえばこんな感じです。
「休日はジムに行きます。
仕事は営業職で、休日はのんびり過ごしています。」
一見悪くないですが、これだと相手に“人柄”が伝わりません。
女性は「一緒にいると楽しそう」「優しそう」といった“雰囲気”を求めています。
改善策:
→ 自分の性格や結婚観を交えて、「一緒に過ごしたときのイメージ」が湧くように書く。
「休日は体を動かすことが多いですが、家でのんびり映画を観る時間も好きです。
結婚後は、一緒に料理をしたり、笑いの絶えない家庭を作りたいと思っています。」
このように少し言葉を添えるだけで、グッと印象が柔らかくなります。
③ 条件の見直し
男性が陥りがちな原因の一つに、「理想の条件を絞りすぎる」があります。
たとえば、
- 年齢は30代前半まで
- 県外NG
- 職業・学歴・身長・体重などを細かく指定
こうなると、そもそも出会いの母数が減ってしまいます。
改善策:
「自分が理想とする結婚生活に合う人は、条件だけでは決まらない」ことを意識してみましょう。
まずは視野を広げて、“出会うチャンスを増やすこと”から始めてください。
④ 婚活スタンスの見直し
お見合いが組めないときに意外と多いのが、
「申込みをしていない」「返事が遅い」「プロフィールを更新していない」ケースです。
婚活はタイミングがとても大切。
良いご縁は、スピーディーな対応がつないでくれます。
改善策:
- 申込みは待つだけでなく、自分からも積極的に!
- 返事は24時間以内が理想。
- プロフィールの更新・写真の差し替えも定期的に。
行動が早い人ほど、出会いのチャンスをつかみやすくなります。
【女性編】お見合いが組めない原因と解決策
① 写真の印象
女性の場合も、まずチェックしたいのは写真。
特に「印象のバランス」が大切です。
たとえば、
・暗い照明で顔が分かりにくい
・笑顔が少し硬い
・反対に、露出が多く軽く見えてしまう
どれもマイナスに働くことがあります。
改善策:
- 清楚で明るい服装を選ぶ(白・淡い色がおすすめ)
- 柔らかい笑顔で「話しかけやすい雰囲気」を意識
- 髪型やメイクも「ナチュラル×上品さ」を意識
「この人と話してみたいな」と思わせる“親しみやすさ”が鍵です。
② プロフィール内容
女性の場合、条件重視に見える書き方になってしまうケースがあります。
たとえば、
「誠実で安定したお仕事の方を希望します。」
「家事や育児を協力してくれる方が理想です。」
このような文面は、悪気がなくても「条件で相手を見ている印象」を与えてしまうことも。
改善策:
- 「こんな人がいい」よりも「こんな関係を築きたい」を意識して書く。
「お互いを思いやりながら、笑顔の絶えない毎日を過ごせたらと思っています。」
文章の柔らかさだけで、印象は大きく変わります。
③ 条件設定の見直し
女性が陥りやすいのは「理想を絞りすぎて、対象が狭くなっている」こと。
年収・年齢・身長・居住地など、すべて理想通りを求めると、
「お見合いが成立しにくい」状況になりやすいです。
改善策:
- 絶対に譲れない条件を3つ以内に絞る
- そこから、少しずつ幅を広げてみる
出会いのチャンスは、思ってもみなかったところにあります。
最初の印象と違っても、話してみたら意外と相性が良いというケースも多いんです。
④ 婚活マインドの調整
女性の中には、「申込みをするのは恥ずかしい」「待つ方が自然」と思っている方も。
でも、今は自分から動く女性が素敵に見える時代です。
男性は「申込みをしてくれた女性」に対して、
「自分に興味を持ってくれたんだ」と嬉しく感じます。
改善策:
思い切って、気になる方に自分からお申込みをしてみましょう。
それがご縁のきっかけになること、実はとても多いんです。
男女共通で意識すべき「お見合い成立のコツ」
ここまで男女別にお話しましたが、共通して大事なのは「相手目線」です。
- 相手がどんな印象を受けるか
- どんな人と会いたいと思ってもらえるか
プロフィールや写真を、自分ではなく第三者の目で見直すことが効果的です。
また、「条件」よりも「印象」が先に届くのがお見合いの世界。
最初の5秒で「感じが良い」と思われれば、その後の内容も読まれやすくなります。
そして、何よりも「スピードとタイミング」が重要。
お申込みや返事を早くすることで、相手の関心が冷めないうちに進展できます。
カウンセラーからのアドバイス
お見合いが組めない時期は、実は「見直しのチャンス」です。
焦る必要はありません。
「うまくいかない」という現象の裏には、必ず改善のヒントがあります。
プロフィール写真を変えたことで笑顔が伝わり、条件を少し緩めたことでご縁が広がり、思わぬ出会いにつながる方を、これまでたくさん見てきました。
お見合いが組めない=魅力がない、ではありません。
「魅力がまだ伝わっていないだけ」です。
だからこそ、一人で悩まず、カウンセラーと一緒に見直してみてください。
あなたの中に眠っている魅力を、きっと引き出せます。
まとめ・次の一歩へ
お見合いが組めない時期は誰にでもあります。
けれど、それは「終わり」ではなく「始まりの合図」。
プロフィールを整え、写真を見直し、ほんの少し視点を変えるだけで、ご縁の風向きは驚くほど変わります。
婚活は、完璧な条件を探す旅ではなくて、
“自分と合う人を見つける旅”です。
どうか焦らず、一歩ずつ進んでください。
そして、「次こそはきっと素敵な出会いがある」と信じてみましょう。
あなたの魅力は、まだ誰かに届いていないだけ。
でも、その誰かは、今この瞬間もあなたを探しています。
💬最後に
「お見合いがなかなか組めない」「どう見直したら良いか分からない」
そんなときは、ぜひ相談してください。
一緒に、あなたの魅力が伝わる形を作っていきましょう。









